2023/10/15
日本音楽能力検定協会です。
今回はドラムセットおよびドラムスティックの各部位の名称と役割についてご説明させていただきます。
この問題はドラム検定5級筆記試験に出題されます。
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最も派手に鳴り響くシンバルで、主に曲のブロックごとの頭にアクセントとして用いられます。
右と左のクラッシュシンバルは多少の音程差があります。
2枚のシンバルが重なっていて、ネジを調節して少しの開きを与えます。
ペダルを踏んだクローズ状態では2枚のシンバルが重なることで、音の響きをなくし「チッチッ」と鳴ります。
基本ビートの中でも多く使用されますが、曲を始めるカウントでも多用されます。
太鼓の裏面にスナッピーというバネのようなものが付属しており、その影響でスネアらしい音を演出します。
材質や大きさで音に影響を及ぼすため、ドラムセット自体は持ち運びができませんが、スネアだけは自分用のマイスネアを持ち歩くドラマーも少なくありません。
ドラム演奏において主役となる最も重要な太鼓です。
その中で最も音が高い太鼓をハイタムと呼びます。
スネアほどの主役の太鼓ではありませんが、フィルインなどで多用されます。
こちらも主役の太鼓ではありませんが、フィルインなどで音程差を付けたい場合に頻繁に使用されます。
スネア以外に3つの太鼓があるドラムセットを、スネアとフロアタムを覗いて「ツータム」と表現しますが、時にはこのロータムを取り外したドラムセットを好むドラマーも存在し、その場合はハイタムのみとなるため「ワンタム」のドラムセットと呼びます。
そのため「フロアタム」と言います。
タム類の中で最も低音を担当する太鼓です。
最初のうちは演奏が難しいパーツですが、ドラムセットの中で最も重要なリズムを司ります。
こちらも材質や大きさにより音に影響を及ぼしますが、持ち運びが困難な大きさであるため、ペダルのみを持ち運ぶドラマーが主流です。
基本的にはこのチップ部分でドラム演奏をします。
形状も様々で音色に影響するため、ご自分のスタイルやジャンルに合ったチップのドラムスティックを選びましょう。
スネアなどは基本的にはチップ部分で打面を叩きますが、スネアの縁を同時に叩くオープンリムショットなどでは自然とショルダー部分で打面を叩くことになります。
基本的にはこのあたりを握りますが、決まりがあるわけではないので演奏場面によって持つ場所を変えても構いません。
手が滑ってスティックを落としてしまうことが多い方は、グリップ部分に滑り止め付きのスティックも販売されていますし、あとからグリップテープを巻くことも可能です。
ドラム検定受検はこちらから
今回はドラムセットおよびドラムスティックの各部位の名称と役割についてご説明させていただきます。
この問題はドラム検定5級筆記試験に出題されます。
①
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①クラッシュシンバル
ドラムの右上と左上に設置されたシンバルです。最も派手に鳴り響くシンバルで、主に曲のブロックごとの頭にアクセントとして用いられます。
右と左のクラッシュシンバルは多少の音程差があります。
②ハイハット
ドラムセットの中で最も叩く回数の多いシンバルです。2枚のシンバルが重なっていて、ネジを調節して少しの開きを与えます。
ペダルを踏んだクローズ状態では2枚のシンバルが重なることで、音の響きをなくし「チッチッ」と鳴ります。
基本ビートの中でも多く使用されますが、曲を始めるカウントでも多用されます。
③スネア(スネアドラム)
ドラムセットの中で最も多く叩かれる太鼓です。太鼓の裏面にスナッピーというバネのようなものが付属しており、その影響でスネアらしい音を演出します。
材質や大きさで音に影響を及ぼすため、ドラムセット自体は持ち運びができませんが、スネアだけは自分用のマイスネアを持ち歩くドラマーも少なくありません。
ドラム演奏において主役となる最も重要な太鼓です。
④ハイタム
スネア以外の太鼓は基本的に3つあります。その中で最も音が高い太鼓をハイタムと呼びます。
スネアほどの主役の太鼓ではありませんが、フィルインなどで多用されます。
⑤ロータム
ハイタムよりも音程の低い太鼓です。こちらも主役の太鼓ではありませんが、フィルインなどで音程差を付けたい場合に頻繁に使用されます。
スネア以外に3つの太鼓があるドラムセットを、スネアとフロアタムを覗いて「ツータム」と表現しますが、時にはこのロータムを取り外したドラムセットを好むドラマーも存在し、その場合はハイタムのみとなるため「ワンタム」のドラムセットと呼びます。
⑥フロアタム
スネア以外のタムと呼ばれる太鼓の中で唯一、床に置かれている太鼓です。そのため「フロアタム」と言います。
タム類の中で最も低音を担当する太鼓です。
⑦キック(バスドラム)
ドラムセットの中で唯一、足でペダルを踏むことで演奏する太鼓です。最初のうちは演奏が難しいパーツですが、ドラムセットの中で最も重要なリズムを司ります。
こちらも材質や大きさにより音に影響を及ぼしますが、持ち運びが困難な大きさであるため、ペダルのみを持ち運ぶドラマーが主流です。
⑧チップ
ドラムスティックの先端部分です。基本的にはこのチップ部分でドラム演奏をします。
形状も様々で音色に影響するため、ご自分のスタイルやジャンルに合ったチップのドラムスティックを選びましょう。
⑨ショルダー
ドラムスティックの肩にあたる部分で、シンバル類はこのショルダー部分で演奏するのが通常です。スネアなどは基本的にはチップ部分で打面を叩きますが、スネアの縁を同時に叩くオープンリムショットなどでは自然とショルダー部分で打面を叩くことになります。
⑩グリップ
ドラムスティックの手で握る部分をグリップと呼びます。基本的にはこのあたりを握りますが、決まりがあるわけではないので演奏場面によって持つ場所を変えても構いません。
手が滑ってスティックを落としてしまうことが多い方は、グリップ部分に滑り止め付きのスティックも販売されていますし、あとからグリップテープを巻くことも可能です。
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