実技試験の2曲の選び方と、審査方法に関しまして。/日本音楽能力検定協会

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日本音楽能力検定協会です。

実技試験での選曲に関しまして、「どのような曲を選べばよいのか?」とご質問を頻繁にいただきますので回答させていただきます。

結論から申し上げますと、どんな曲でも演奏者に備わっている基礎力は判断できるので、どんな曲でも結構です。

審査の方法といたしまして、例えば難易度の高いフレーズがあった場合、「なんとかぎりぎりでそのフレーズを弾けているのか?」「余裕を持って表現力高く弾けているのか?」という面から審査させていただいております。

よって、プロレベルである2級ではその余裕部分が重要となりますし、3級ではなんとか弾けている状態でも合格の判断とさせていただく場合がございます。

演奏者に備わっている根本的な実力というものはどうやっても隠すことが出来ませんので、同じ曲・同じフレーズでもレベル別に判断することは可能です。

しかし、例えばギター検定を例に挙げますと、1級を受検するにあたってあまりにも簡単なコードストローク演奏のみでは、もちろん演奏力を判断しかねます。
ベース検定1級で基本的なルート弾きだけ、ドラム検定1級で基本的な8ビートだけの曲では、受検者様がどれくらいの実力をお持ちなのかは判断できません。

その場合は「追試」とさせていただき、より難易度が高い曲の再送付をお願いしております。

最後に、ご自身の実力を存分に発揮できる曲を選ぶセンスも審査対象となります。

尚、ピアノ検定やヴァイオリン検定、特にクラシック音楽を主に活動ジャンルとする受検者様は、協奏曲などの場合は「第一楽章のみでも1曲」とさせていただきます。

その他ご不明点などございましたら、メールフォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。

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