2025/04/26
日本音楽能力検定協会です。
今回はヴァイオリン初心者が最初にやらないと後悔する練習10選をご紹介させていただきます。
具体的な練習法から初学者の方がやりがちな間違いなども詳しく解説いたしますので、悪い癖がつかないよう正しい練習法を学んでください。
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やり方
1.ヴァイオリンを肩に乗せる
•左肩にヴァイオリンを乗せ、顎あてに顎を軽くのせる。
•無理に力を入れずリラックスし、肩当てを使って安定させる。
2.左手の位置を確認
•ネックを親指と人差し指の間で支え、手首を曲げすぎないようにする。
•余計な力を入れず、リラックスした状態で持つ。
3.弓の持ち方を確認
•親指を弓の内側に軽く添え、人差し指・中指・薬指・小指を自然に添える。
•手首が硬くならないように注意する。
注意点
•ヴァイオリンの重さを首や肩だけで支えようとせず、肩当てを調整して自然にフィットさせる。
•左手でネックを握り込まず、軽く添えるように持つ。
•顎に無理な力を入れず、リラックスした状態を保つ。
初心者がやりがちなミス
❌ヴァイオリンを前に傾けすぎる→弓が弦に均等に当たらず、音が安定しない。
❌左手の親指をネックに巻きつけてしまう→指の動きが制限される。
❌肩に力が入りすぎる→長時間弾くと疲れやすくなる。
やり方
1.弓を正しく持つ(親指と小指がポイント)
2.鏡を見ながら、弓が弦に対して直角になるように調整する。
3.開放弦(G・D・A・E)を使い、ゆっくり弾く。
4.弓が指板寄りになりすぎたり、駒寄りになりすぎたりしないように意識する。
5.肘の動きを意識しながら、スムーズなボウイングを目指す。
注意点
•弓を持つ指はリラックスさせ、親指を押しつぶさないようにする。
•手首を柔らかく使い、力まずに弓を動かす。
初心者がやりがちなミス
❌弓を握りしめる→動きがぎこちなくなり、スムーズな運弓ができない。
❌小指を伸ばしてしまう→コントロールが難しくなる。
❌弓が斜めになりがち→弦に対して直角に動かす意識が必要。
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やり方
1.G弦→D弦→A弦→E弦の順で、各弦をゆっくり弾く。
2.弓の毛が弦に均等に当たるようにする。
3.音のブレを防ぐため、弓の動きを一定に保つ。
4.鏡を見ながら、弓がまっすぐ動いているか確認する。
5.低い弦(G・D)と高い弦(A・E)の切り替えをスムーズに行う。
注意点
•弓のスピードを一定にし、音がぶれないようにする。
•弓を指板寄りや駒寄りにしすぎない。
•鏡を使って、自分のボウイングをチェックする。
初心者がやりがちなミス
❌弓が弦から離れてしまう→弦をしっかり捉える意識を持つ。
❌音がガリガリする→弓圧をかけすぎないように調整する。
❌弓の先端や根元で音が不安定になる→均等に弓を使う練習をする。
やり方
1.指板上に左手の指を1本ずつ置き、どの位置にあるべきか確認する。
2.指の形を崩さないように、各指をゆっくり押さえる。
3.指を押さえたまま、開放弦と交互に弾いて音程を確認する。
4.必要ならチューナーを使い、正確な音程を意識する。
注意点
•指の位置は正確に、無理に押さえすぎないようにする。
•指を立てすぎず、自然に曲げる。
•手首が内側に入りすぎないように注意する。
初心者がやりがちなミス
❌指を伸ばしたまま押さえる→指の動きが硬くなり、音程が安定しない。
❌手首を曲げすぎる→指が届かなくなり、正しい音程が取れなくなる。
❌指を押さえる位置がずれる→チューナーを使って音程を確認する。
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やり方
1.Aメジャースケール(A-B-C#-D-E-F#-G#-A)※い長調
•A弦を開放弦で弾く。
•1の指(人差し指)でBを押さえる。
•2の指(中指)でC#を押さえる(指と指の間を広めに)。
•3の指(薬指)でDを押さえる。
2.Dメジャースケール(D-E-F#-G-A-B-C#-D)※に長調
•D弦から始めて同様の動きをする。
•指を正確な位置に置き、音程を耳で確認する。
注意点
•各音をクリアに出すために、指の位置を正確にする。
•音が均一になるように、弓の動きを一定にする。
•速さよりも正確さを優先する。
初心者がやりがちなミス
❌指をしっかり押さえず音が曖昧になる→指を適度に押さえる意識を持つ。
❌リズムがバラバラになる→メトロノームを使って練習する。
❌弓と左手のタイミングがずれる→片手ずつ練習してから合わせる。
やり方
1.開放弦を弾きながら、弓を端から端まで使う。
2.均一なスピードで弓を動かし、音のムラをなくす。
3.弓の毛が均等に弦に触れるように調整する。
4.弓のスピードを変えながら、音量のコントロールを練習する。
注意点
•弓の圧力とスピードを一定にする。
•音が途中で細くならないように注意する。
•弓の位置を一定に保つ。
初心者がやりがちなミス
❌弓の速さがバラつく→鏡を見ながらゆっくり練習する。
❌音が震えてしまう→力を抜いて弓を安定させる。
❌弓を端まで使い切らない→フルボウの意識を持つ。
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やり方
1.スタッカート(短い音)
•弓を短く使い、弦を軽く弾くようにする。
•各音をはっきり区切る。
2.レガート(滑らかな音)
•弓を長く使い、音をつなげるように弾く。
•弓の圧力を均等に保つ。
注意点
•スタッカートは弓を跳ねさせずに、短く切る意識を持つ。
•レガートは弓をスムーズにつなげるようにする。
•メトロノームを使って一定のテンポを保つ。
初心者がやりがちなミス
❌スタッカートが強くなりすぎる→軽く弾く意識を持つ。
❌レガートが音のつながりが悪い→弓のスピードを一定に保つ。
❌弓の圧力が変わってしまう→均等な力で弾く練習をする。
やり方
1.チューナーを使いながら、指の位置が正しいかチェックする。
2.各音を弾いた後、開放弦と比較して耳で音程を確認する。
3.ハーモニクス(例えば指板のちょうど半分の位置)を軽く触れて出し、音程感覚を鍛える。
注意点
•チューナーを使って音程をしっかり確認する。
•耳で音をしっかり聴き、開放弦と比較する。
初心者がやりがちなミス
❌ 指の位置がずれているのに気づかない→毎回音程を確認する。
❌ 力を入れすぎて音がこもる→適度な力加減を意識する。
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やり方
1.「きらきら星」などのシンプルな曲を弾く。
2.メロディーラインを意識し、音程を正確に取る。
3.弓の使い方を意識し、スムーズな運弓を心がける。
注意点
•一音一音をはっきり出すことを意識する。
•弓の角度と弦の切り替えをスムーズにする。
初心者がやりがちなミス
❌音程がズレる→スケール練習を活用して正確な指の位置を身につける。
❌弓の動きがバラバラ→ボウイングの練習をしっかりする。
やり方
1.左手の指を軽く押さえた状態で、前後にゆっくり動かす。
2.手首を柔らかく使い、スムーズに指が動くようにする。
3.最初は大きく動かし、徐々に細かくしていく。
4.まずは指を押さえずに動かし、慣れてきたら実際の音程の上で試す。
注意点
•無理に力を入れず、リラックスした状態で練習する。
•ゆっくり大きく動かしてから、徐々に速くしていく。
初心者がやりがちなミス
❌指が動かない→指の力を抜いてリラックスさせる。
❌手首だけで動かそうとする→指と腕全体を連動させる。
これらの練習をコツコツと行い、しっかり身につけることで、ヴァイオリンの基礎が安定し、次のステップにスムーズに進めます。
ヴァイオリンに限らずボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、サックス、ウクレレなど全ての楽器において、速く上達したい気持ちは誰しも同じですが、焦らず基礎練習を積み上げた場合にのみ、高等な技術や表現力が手に入ります。
練習法法を間違えると長時間の努力が無意味になってしまいますので、初心者がやりがちなミスを意識しながら、毎回の練習で「正しく弾けているか?」をチェックしながら進めると上達が速くなります。
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今回はヴァイオリン初心者が最初にやらないと後悔する練習10選をご紹介させていただきます。
具体的な練習法から初学者の方がやりがちな間違いなども詳しく解説いたしますので、悪い癖がつかないよう正しい練習法を学んでください。
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1.正しい姿勢と持ち方の確認
ヴァイオリンと弓の持ち方をしっかり確認し、無理のない姿勢を身につける。肩当ての調整も重要。やり方
1.ヴァイオリンを肩に乗せる
•左肩にヴァイオリンを乗せ、顎あてに顎を軽くのせる。
•無理に力を入れずリラックスし、肩当てを使って安定させる。
2.左手の位置を確認
•ネックを親指と人差し指の間で支え、手首を曲げすぎないようにする。
•余計な力を入れず、リラックスした状態で持つ。
3.弓の持ち方を確認
•親指を弓の内側に軽く添え、人差し指・中指・薬指・小指を自然に添える。
•手首が硬くならないように注意する。
注意点
•ヴァイオリンの重さを首や肩だけで支えようとせず、肩当てを調整して自然にフィットさせる。
•左手でネックを握り込まず、軽く添えるように持つ。
•顎に無理な力を入れず、リラックスした状態を保つ。
初心者がやりがちなミス
❌ヴァイオリンを前に傾けすぎる→弓が弦に均等に当たらず、音が安定しない。
❌左手の親指をネックに巻きつけてしまう→指の動きが制限される。
❌肩に力が入りすぎる→長時間弾くと疲れやすくなる。
2.弓の持ち方とボウイングの基礎
弓を正しく持ち、開放弦(指を押さえない状態)でまっすぐ弾く練習をする。弓が弦に対して直角になるように意識。やり方
1.弓を正しく持つ(親指と小指がポイント)
2.鏡を見ながら、弓が弦に対して直角になるように調整する。
3.開放弦(G・D・A・E)を使い、ゆっくり弾く。
4.弓が指板寄りになりすぎたり、駒寄りになりすぎたりしないように意識する。
5.肘の動きを意識しながら、スムーズなボウイングを目指す。
注意点
•弓を持つ指はリラックスさせ、親指を押しつぶさないようにする。
•手首を柔らかく使い、力まずに弓を動かす。
初心者がやりがちなミス
❌弓を握りしめる→動きがぎこちなくなり、スムーズな運弓ができない。
❌小指を伸ばしてしまう→コントロールが難しくなる。
❌弓が斜めになりがち→弦に対して直角に動かす意識が必要。
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3.開放弦のボウイング練習
G、D、A、Eの4本の弦をまっすぐ弾く練習。弓のスムーズな動きと音の安定を目指す。やり方
1.G弦→D弦→A弦→E弦の順で、各弦をゆっくり弾く。
2.弓の毛が弦に均等に当たるようにする。
3.音のブレを防ぐため、弓の動きを一定に保つ。
4.鏡を見ながら、弓がまっすぐ動いているか確認する。
5.低い弦(G・D)と高い弦(A・E)の切り替えをスムーズに行う。
注意点
•弓のスピードを一定にし、音がぶれないようにする。
•弓を指板寄りや駒寄りにしすぎない。
•鏡を使って、自分のボウイングをチェックする。
初心者がやりがちなミス
❌弓が弦から離れてしまう→弦をしっかり捉える意識を持つ。
❌音がガリガリする→弓圧をかけすぎないように調整する。
❌弓の先端や根元で音が不安定になる→均等に弓を使う練習をする。
4.指の配置(左手の基礎)
指板のどこに指を置くかを覚えるために、まずは1本ずつ指を置いて開放弦と交互に鳴らす。やり方
1.指板上に左手の指を1本ずつ置き、どの位置にあるべきか確認する。
2.指の形を崩さないように、各指をゆっくり押さえる。
3.指を押さえたまま、開放弦と交互に弾いて音程を確認する。
4.必要ならチューナーを使い、正確な音程を意識する。
注意点
•指の位置は正確に、無理に押さえすぎないようにする。
•指を立てすぎず、自然に曲げる。
•手首が内側に入りすぎないように注意する。
初心者がやりがちなミス
❌指を伸ばしたまま押さえる→指の動きが硬くなり、音程が安定しない。
❌手首を曲げすぎる→指が届かなくなり、正しい音程が取れなくなる。
❌指を押さえる位置がずれる→チューナーを使って音程を確認する。
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5.簡単なスケール練習(Aメジャー・Dメジャー)
初めてのスケールとしてAメジャー(A-B-C#-D)やDメジャー(D-E-F#-G)を弾き、正しい音程を身につける。やり方
1.Aメジャースケール(A-B-C#-D-E-F#-G#-A)※い長調
•A弦を開放弦で弾く。
•1の指(人差し指)でBを押さえる。
•2の指(中指)でC#を押さえる(指と指の間を広めに)。
•3の指(薬指)でDを押さえる。
2.Dメジャースケール(D-E-F#-G-A-B-C#-D)※に長調
•D弦から始めて同様の動きをする。
•指を正確な位置に置き、音程を耳で確認する。
注意点
•各音をクリアに出すために、指の位置を正確にする。
•音が均一になるように、弓の動きを一定にする。
•速さよりも正確さを優先する。
初心者がやりがちなミス
❌指をしっかり押さえず音が曖昧になる→指を適度に押さえる意識を持つ。
❌リズムがバラバラになる→メトロノームを使って練習する。
❌弓と左手のタイミングがずれる→片手ずつ練習してから合わせる。
6.弓のコントロール(ロングトーン練習)
弓を均等な速さで動かし、安定した音を出せるようにします。その際、音量や音色も思い通りに出せるよう意識しましょう。やり方
1.開放弦を弾きながら、弓を端から端まで使う。
2.均一なスピードで弓を動かし、音のムラをなくす。
3.弓の毛が均等に弦に触れるように調整する。
4.弓のスピードを変えながら、音量のコントロールを練習する。
注意点
•弓の圧力とスピードを一定にする。
•音が途中で細くならないように注意する。
•弓の位置を一定に保つ。
初心者がやりがちなミス
❌弓の速さがバラつく→鏡を見ながらゆっくり練習する。
❌音が震えてしまう→力を抜いて弓を安定させる。
❌弓を端まで使い切らない→フルボウの意識を持つ。
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7.リズム練習(スタッカート・レガート)
短い音(スタッカート)や滑らかな音(レガート)を意識的に弾き分ける練習。やり方
1.スタッカート(短い音)
•弓を短く使い、弦を軽く弾くようにする。
•各音をはっきり区切る。
2.レガート(滑らかな音)
•弓を長く使い、音をつなげるように弾く。
•弓の圧力を均等に保つ。
注意点
•スタッカートは弓を跳ねさせずに、短く切る意識を持つ。
•レガートは弓をスムーズにつなげるようにする。
•メトロノームを使って一定のテンポを保つ。
初心者がやりがちなミス
❌スタッカートが強くなりすぎる→軽く弾く意識を持つ。
❌レガートが音のつながりが悪い→弓のスピードを一定に保つ。
❌弓の圧力が変わってしまう→均等な力で弾く練習をする。
8.音程の確認(ハーモニクスを活用)
正しい音程を身につけるために、耳を使って音をよく聴きながら弾く。チューナーを使って確認するのも有効。やり方
1.チューナーを使いながら、指の位置が正しいかチェックする。
2.各音を弾いた後、開放弦と比較して耳で音程を確認する。
3.ハーモニクス(例えば指板のちょうど半分の位置)を軽く触れて出し、音程感覚を鍛える。
注意点
•チューナーを使って音程をしっかり確認する。
•耳で音をしっかり聴き、開放弦と比較する。
初心者がやりがちなミス
❌ 指の位置がずれているのに気づかない→毎回音程を確認する。
❌ 力を入れすぎて音がこもる→適度な力加減を意識する。
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9.簡単な曲を弾く
「きらきら星」などのシンプルな曲を練習し、音程とボウイングの基礎を身につけましょう。やり方
1.「きらきら星」などのシンプルな曲を弾く。
2.メロディーラインを意識し、音程を正確に取る。
3.弓の使い方を意識し、スムーズな運弓を心がける。
注意点
•一音一音をはっきり出すことを意識する。
•弓の角度と弦の切り替えをスムーズにする。
初心者がやりがちなミス
❌音程がズレる→スケール練習を活用して正確な指の位置を身につける。
❌弓の動きがバラバラ→ボウイングの練習をしっかりする。
10.ビブラートの準備(指の動き)
初期段階で無理にビブラートをかける必要はないが、指を前後にゆっくり動かす練習をしておくと、後々スムーズに習得できる。やり方
1.左手の指を軽く押さえた状態で、前後にゆっくり動かす。
2.手首を柔らかく使い、スムーズに指が動くようにする。
3.最初は大きく動かし、徐々に細かくしていく。
4.まずは指を押さえずに動かし、慣れてきたら実際の音程の上で試す。
注意点
•無理に力を入れず、リラックスした状態で練習する。
•ゆっくり大きく動かしてから、徐々に速くしていく。
初心者がやりがちなミス
❌指が動かない→指の力を抜いてリラックスさせる。
❌手首だけで動かそうとする→指と腕全体を連動させる。
最後に
ヴァイオリンの上達および演奏技術の習得は一朝一夕で叶うものではありません。これらの練習をコツコツと行い、しっかり身につけることで、ヴァイオリンの基礎が安定し、次のステップにスムーズに進めます。
ヴァイオリンに限らずボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノ、サックス、ウクレレなど全ての楽器において、速く上達したい気持ちは誰しも同じですが、焦らず基礎練習を積み上げた場合にのみ、高等な技術や表現力が手に入ります。
練習法法を間違えると長時間の努力が無意味になってしまいますので、初心者がやりがちなミスを意識しながら、毎回の練習で「正しく弾けているか?」をチェックしながら進めると上達が速くなります。
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