2025/04/25
日本音楽能力検定協会です。
今回はトランペット初心者が最初にやらないと後悔する練習10選をご紹介させていただきます。
具体的な練習法から初学者の方がやりがちな間違いなども詳しく解説いたしますので、悪い癖がつかないよう正しい練習法を学んでください。
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ポイント
•マウスピースの位置:唇の中央に当てる(上下の比率は 50:50 または 60:40 が一般的)。
•唇を強く押しつけない:息の流れを妨げないよう、適度な圧でセットする。
•口の周りの筋肉を適度に使う:緊張しすぎず、リラックスしながらも支えを作る。
練習方法
1.マウスピースバズィング:マウスピースだけで音を出して、振動を均一にする。
2.鏡を見ながら吹く:アンブシュアが崩れていないか確認。
唇の形や力の入れ方を間違えると、後々修正が大変です。無理に強く押しつけず、リラックスした状態で吹く習慣をつけましょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•マウスピースの位置の偏り:マウスピースを唇の中央からずらして当てると、音のバランスが崩れます。
•過度な圧力::高音を出そうとしてマウスピースを強く押し付けると、唇を傷める原因になります。
•リラックス不足:口周りの筋肉が緊張しすぎると、柔軟なアンブシュアが形成されません。
対策
•鏡を使ってマウスピースの位置を確認し、中央に当てるよう意識しましょう。
•マウスピースを軽く当て、必要以上の圧力をかけないよう注意します。
•深呼吸をしてリラックスし、自然な口の形を保つよう心がけましょう。
ポイント
•息の流れを均一にし、音がブレないようにする。
•フォルテ(大きな音)からピアノ(小さな音)まで、音量をコントロールする。
•余分な力を抜き、リラックスした状態で吹く。
練習方法
1.チューナーを見ながら:音程が一定になるように意識する。
2.8拍以上持続する:最初は短くてもOK。徐々に伸ばしていく。
3.ダイナミクスをつける:強弱をつけながら練習することで、表現力が増す。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•息の不安定さ:息の流れが一定でないと、音が揺れたり途切れたりします。
•音量の急激な変化:音の出だしや終わりで音量が急に変わると、安定した音になりません。
対策
•息を一定の速度で流し、安定した音を維持する練習をします。
•音の出だしと終わりを丁寧にコントロールし、均一な音量を心がけましょう。
浅い息ではすぐにバテてしまい、息が足りないと音が詰まります。
ポイント
•腹式呼吸を意識:胸だけでなく、お腹から深く吸う。
•息を一気に出さない:コントロールしながら吹く。
•リラックスした状態で息を吸う:力まないことが大切。
練習方法
1.ロングブレス:4拍で息を吸い、8拍、12拍、16拍と徐々に伸ばして吹く。
2.ストローを使う:ストローを咥えて息を細く長く出す練習をする。
3.息だけでリズムを刻む:吹かずに「スー」と息だけでリズムを取る。
息の使い方が下手だとすぐにバテる。深い呼吸を意識し、ロングブレス(8拍以上の持続)やリップスラーと組み合わせた練習をすると効果的。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•浅い呼吸:胸だけで浅く呼吸すると、十分な息が供給できません。
•息の使いすぎ:一度に多くの息を使いすぎて、フレーズの途中で息切れすることがあります。
対策
•腹式呼吸を意識し、お腹から深く息を吸う練習をしましょう。
•息を効率的に使うために、フレーズごとの息の配分を計画的に行います。
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ポイント
•息の流れを止めず、一定にする。
•力を入れすぎず、柔軟にアンブシュアを動かす。
•高音になるほど唇を締め、息のスピードを上げる。
練習方法
1.C-G-Cのスラー(オープンのポジションで音を上げ下げ)。
2.低音から高音へスムーズに移行する。
3.音をブツ切りにせず、なめらかに。
音の跳躍(スラー)をスムーズにする基礎練習。アンブシュアの柔軟性を高め、音域を広げるのに役立つ。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•力任せの演奏:音を変える際に力を入れすぎると、スムーズな移行が難しくなります。
•息の流れの途切れ:音の移行時に息が止まると、リップスラーが途切れてしまいます。
対策
•リラックスした状態で、最小限のアンブシュアの変化で音を移行させる練習をします。
•息の流れを止めず、一定の息圧を維持しながら音を変えることを意識しましょう。
ポイント
•舌の位置は「トゥ」または「ドゥ」。
•舌を引くときに息をしっかり流す。
•無理に強く打たず、自然な動きを意識する。
練習方法
1.メトロノームに合わせて、1拍ずつ「タタタタ」と吹く。
2.ダブルタンギング「トゥクトゥク」やトリプルタンギング「トゥクトゥ」も少しずつ挑戦。
「トゥ」「ドゥ」などの舌の使い方を意識して、クリアな発音を目指す。ダブルタンギング(「トゥク」)やトリプルタンギング(「トゥクトゥ」)も少しずつ挑戦すると良い。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•舌の位置の不正確さ:舌が正しい位置にないと、クリアな発音ができません。
•過度な力み:舌に力を入れすぎると、速いタンギングが難しくなります。
対策
•「トゥ」や「ドゥ」の発音を意識し、舌先を上前歯の裏側付近に軽く当てるよう練習します。
•リラックスした状態で、舌の動きをスムーズに行うことを心がけましょう。
ポイント
•指をしっかり押さえる(中途半端にすると音がぶれる)。
•まずはCメジャースケールから。
•音が均一になるように意識する。
練習方法
1.Cメジャースケールをゆっくり吹く。
2.全ての調を試してみる(♯や♭のついたスケールも)。
Cメジャースケール(ハ長調)から始めて、徐々に他の調にも挑戦する。指の動きをスムーズにし、音感も鍛えられる。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•指の動きの不正確さ:指が正確に動かないと、音程が不安定になります。
•速さを優先しすぎる:速く演奏しようとしてミスが増えることがあります。
対策
•ゆっくりとしたテンポで、正確な指使いを確認しながら練習します。
•徐々にテンポを上げていき、正確さを維持しながらスピードを向上させます。
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ポイント
•毎日少しずつ吹く(無理して長時間やらない)。
•休憩を入れながら練習する。
練習方法
1.ロングトーンを徐々に伸ばす。
2.リップスラーを取り入れる。
最初はすぐに唇が疲れますが、徐々に持久力をつけることが重要です。短時間でも毎日吹いて、休憩を挟みながら続けましょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•無理な長時間練習:一度に長時間練習すると、唇を傷める原因になります。
•休憩を取らない:休憩を取らずに練習を続けると、疲労が蓄積します。
対策
•短時間の練習を複数回に分けて行い、徐々にスタミナを向上させます。
•適度に休憩を取り、唇や体の疲労を回復させながら練習を続けましょう。
ポイント
•チューナーを使って練習する。
•耳で音程を確認する習慣をつける。
練習方法
1.チューナーを見ながらロングトーンを吹く。
2.ピアノの音に合わせて音程を調整する。
チューナーを使用し、正しいピッチで演奏できるようにする。トランペットは音程の調整が難しいから、早いうちから意識するといい。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•チューナーへの依存: チューナーを見ながらの練習は有効ですが、視覚に頼りすぎると耳で音程を判断する力が養われません。
•音程の微調整不足: トランペットは運指だけでなく、アンブシュアや息のコントロールで音程を調整します。これらの微調整を怠ると、正確な音程を維持できません。
対策
•耳を鍛える:チューナーを使いつつも、最終的には自分の耳で正しい音程を判断できるよう、聴音トレーニングを取り入れましょう。
•アンブシュアと息の調整:各音に対して、唇の形や息のスピードを微調整する練習を行い、正確な音程を身につけます。
ポイント
•簡単な曲を耳コピする。
•目でなく耳で音を確認する。
練習方法
1.知っているメロディーを吹いてみる。
2.録音して、自分の音を確認する。
楽譜だけに頼らず聞いた音を真似する練習をすると、ピッチ感や音楽的表現が磨かれます。簡単なメロディーを耳コピしてみるのも良いでしょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•楽譜への過度な依存:楽譜に頼りすぎると、聴いた音を再現する能力が育ちません。
•音源とのズレに気づかない:耳コピ練習で、原曲と自分の演奏の音程やリズムのズレに気づかないことがあります。
対策
•耳コピの実践:シンプルなメロディーから始めて、聴いた音を楽器で再現する練習を積み重ねます。
•録音して確認:自分の演奏を録音し、原曲と比較してズレを修正する習慣をつけましょう。
ポイント
•背筋を伸ばし、リラックスする。
•トランペットを下げすぎず、自然な位置で構える。
練習方法
1.鏡を見ながら姿勢をチェック。
2.無理に力を入れず、自然に構える。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•左手の握り込み: トランペットを支える左手に力を入れすぎると、右手の指が自由に動かせなくなります。
•右手小指のフィンガーフック常時使用: 右手小指を常にフィンガーフックにかけると、指の動きが制限され、速いパッセージが演奏しづらくなります。
•猫背や反り腰: 悪い姿勢は呼吸や音質に悪影響を及ぼします。
対策
•左手のリラックス:左手は楽器を支える役割ですが、強く握りすぎず、リラックスした状態を保ちます。
• 右手小指の位置:速いフレーズや細かい運指の際は、小指をフィンガーフックから外して演奏することを検討します。
• 正しい姿勢の維持:背筋を伸ばし肩の力を抜いて、安定した姿勢を心がけます。
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今回はトランペット初心者が最初にやらないと後悔する練習10選をご紹介させていただきます。
具体的な練習法から初学者の方がやりがちな間違いなども詳しく解説いたしますので、悪い癖がつかないよう正しい練習法を学んでください。
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1.正しいアンブシュアの形成
アンブシュアとは、唇の形や力の入れ具合、マウスピースの当て方のことです。間違ったアンブシュアのまま続けると、高音が出しづらかったり、音が不安定になったりします。ポイント
•マウスピースの位置:唇の中央に当てる(上下の比率は 50:50 または 60:40 が一般的)。
•唇を強く押しつけない:息の流れを妨げないよう、適度な圧でセットする。
•口の周りの筋肉を適度に使う:緊張しすぎず、リラックスしながらも支えを作る。
練習方法
1.マウスピースバズィング:マウスピースだけで音を出して、振動を均一にする。
2.鏡を見ながら吹く:アンブシュアが崩れていないか確認。
唇の形や力の入れ方を間違えると、後々修正が大変です。無理に強く押しつけず、リラックスした状態で吹く習慣をつけましょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•マウスピースの位置の偏り:マウスピースを唇の中央からずらして当てると、音のバランスが崩れます。
•過度な圧力::高音を出そうとしてマウスピースを強く押し付けると、唇を傷める原因になります。
•リラックス不足:口周りの筋肉が緊張しすぎると、柔軟なアンブシュアが形成されません。
対策
•鏡を使ってマウスピースの位置を確認し、中央に当てるよう意識しましょう。
•マウスピースを軽く当て、必要以上の圧力をかけないよう注意します。
•深呼吸をしてリラックスし、自然な口の形を保つよう心がけましょう。
2.ロングトーン
ロングトーンは、音を安定させ、響きの良い音を作るための基本練習。初心者のうちは特に大事で、雑な音のまま曲に進むと表現力が磨かれにくくなります。ポイント
•息の流れを均一にし、音がブレないようにする。
•フォルテ(大きな音)からピアノ(小さな音)まで、音量をコントロールする。
•余分な力を抜き、リラックスした状態で吹く。
練習方法
1.チューナーを見ながら:音程が一定になるように意識する。
2.8拍以上持続する:最初は短くてもOK。徐々に伸ばしていく。
3.ダイナミクスをつける:強弱をつけながら練習することで、表現力が増す。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•息の不安定さ:息の流れが一定でないと、音が揺れたり途切れたりします。
•音量の急激な変化:音の出だしや終わりで音量が急に変わると、安定した音になりません。
対策
•息を一定の速度で流し、安定した音を維持する練習をします。
•音の出だしと終わりを丁寧にコントロールし、均一な音量を心がけましょう。
3.ブレスコントロール
トランペットは息の使い方が重要です。浅い息ではすぐにバテてしまい、息が足りないと音が詰まります。
ポイント
•腹式呼吸を意識:胸だけでなく、お腹から深く吸う。
•息を一気に出さない:コントロールしながら吹く。
•リラックスした状態で息を吸う:力まないことが大切。
練習方法
1.ロングブレス:4拍で息を吸い、8拍、12拍、16拍と徐々に伸ばして吹く。
2.ストローを使う:ストローを咥えて息を細く長く出す練習をする。
3.息だけでリズムを刻む:吹かずに「スー」と息だけでリズムを取る。
息の使い方が下手だとすぐにバテる。深い呼吸を意識し、ロングブレス(8拍以上の持続)やリップスラーと組み合わせた練習をすると効果的。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•浅い呼吸:胸だけで浅く呼吸すると、十分な息が供給できません。
•息の使いすぎ:一度に多くの息を使いすぎて、フレーズの途中で息切れすることがあります。
対策
•腹式呼吸を意識し、お腹から深く息を吸う練習をしましょう。
•息を効率的に使うために、フレーズごとの息の配分を計画的に行います。
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4.リップスラー
リップスラーは、指を使わずに唇の振動(アンブシュアの変化)だけで音を変える練習。スムーズに音を移動できるようになるため、重要な基礎練習。ポイント
•息の流れを止めず、一定にする。
•力を入れすぎず、柔軟にアンブシュアを動かす。
•高音になるほど唇を締め、息のスピードを上げる。
練習方法
1.C-G-Cのスラー(オープンのポジションで音を上げ下げ)。
2.低音から高音へスムーズに移行する。
3.音をブツ切りにせず、なめらかに。
音の跳躍(スラー)をスムーズにする基礎練習。アンブシュアの柔軟性を高め、音域を広げるのに役立つ。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•力任せの演奏:音を変える際に力を入れすぎると、スムーズな移行が難しくなります。
•息の流れの途切れ:音の移行時に息が止まると、リップスラーが途切れてしまいます。
対策
•リラックスした状態で、最小限のアンブシュアの変化で音を移行させる練習をします。
•息の流れを止めず、一定の息圧を維持しながら音を変えることを意識しましょう。
5.タンギング
音のアタック(発音)を明確にするための練習。タンギングが弱いと、ぼやけた音になる。ポイント
•舌の位置は「トゥ」または「ドゥ」。
•舌を引くときに息をしっかり流す。
•無理に強く打たず、自然な動きを意識する。
練習方法
1.メトロノームに合わせて、1拍ずつ「タタタタ」と吹く。
2.ダブルタンギング「トゥクトゥク」やトリプルタンギング「トゥクトゥ」も少しずつ挑戦。
「トゥ」「ドゥ」などの舌の使い方を意識して、クリアな発音を目指す。ダブルタンギング(「トゥク」)やトリプルタンギング(「トゥクトゥ」)も少しずつ挑戦すると良い。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•舌の位置の不正確さ:舌が正しい位置にないと、クリアな発音ができません。
•過度な力み:舌に力を入れすぎると、速いタンギングが難しくなります。
対策
•「トゥ」や「ドゥ」の発音を意識し、舌先を上前歯の裏側付近に軽く当てるよう練習します。
•リラックスした状態で、舌の動きをスムーズに行うことを心がけましょう。
6.スケール練習
スムーズに音階を吹けるようにすることで、指の動きと音程感を鍛える。ポイント
•指をしっかり押さえる(中途半端にすると音がぶれる)。
•まずはCメジャースケールから。
•音が均一になるように意識する。
練習方法
1.Cメジャースケールをゆっくり吹く。
2.全ての調を試してみる(♯や♭のついたスケールも)。
Cメジャースケール(ハ長調)から始めて、徐々に他の調にも挑戦する。指の動きをスムーズにし、音感も鍛えられる。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•指の動きの不正確さ:指が正確に動かないと、音程が不安定になります。
•速さを優先しすぎる:速く演奏しようとしてミスが増えることがあります。
対策
•ゆっくりとしたテンポで、正確な指使いを確認しながら練習します。
•徐々にテンポを上げていき、正確さを維持しながらスピードを向上させます。
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7.スタミナ強化
最初は唇がすぐ疲れると思いますが、継続的な練習で持久力をつけましょう。ポイント
•毎日少しずつ吹く(無理して長時間やらない)。
•休憩を入れながら練習する。
練習方法
1.ロングトーンを徐々に伸ばす。
2.リップスラーを取り入れる。
最初はすぐに唇が疲れますが、徐々に持久力をつけることが重要です。短時間でも毎日吹いて、休憩を挟みながら続けましょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•無理な長時間練習:一度に長時間練習すると、唇を傷める原因になります。
•休憩を取らない:休憩を取らずに練習を続けると、疲労が蓄積します。
対策
•短時間の練習を複数回に分けて行い、徐々にスタミナを向上させます。
•適度に休憩を取り、唇や体の疲労を回復させながら練習を続けましょう。
8.音程の確認
トランペットは音程を調整する必要がある楽器です。ピッチ感を鍛えないと、合奏でズレる原因になります。ポイント
•チューナーを使って練習する。
•耳で音程を確認する習慣をつける。
練習方法
1.チューナーを見ながらロングトーンを吹く。
2.ピアノの音に合わせて音程を調整する。
チューナーを使用し、正しいピッチで演奏できるようにする。トランペットは音程の調整が難しいから、早いうちから意識するといい。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•チューナーへの依存: チューナーを見ながらの練習は有効ですが、視覚に頼りすぎると耳で音程を判断する力が養われません。
•音程の微調整不足: トランペットは運指だけでなく、アンブシュアや息のコントロールで音程を調整します。これらの微調整を怠ると、正確な音程を維持できません。
対策
•耳を鍛える:チューナーを使いつつも、最終的には自分の耳で正しい音程を判断できるよう、聴音トレーニングを取り入れましょう。
•アンブシュアと息の調整:各音に対して、唇の形や息のスピードを微調整する練習を行い、正確な音程を身につけます。
9.耳を使った練習
楽譜だけに頼ると音感が鍛えられないため、意識的に耳を使う練習も重要です。ポイント
•簡単な曲を耳コピする。
•目でなく耳で音を確認する。
練習方法
1.知っているメロディーを吹いてみる。
2.録音して、自分の音を確認する。
楽譜だけに頼らず聞いた音を真似する練習をすると、ピッチ感や音楽的表現が磨かれます。簡単なメロディーを耳コピしてみるのも良いでしょう。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•楽譜への過度な依存:楽譜に頼りすぎると、聴いた音を再現する能力が育ちません。
•音源とのズレに気づかない:耳コピ練習で、原曲と自分の演奏の音程やリズムのズレに気づかないことがあります。
対策
•耳コピの実践:シンプルなメロディーから始めて、聴いた音を楽器で再現する練習を積み重ねます。
•録音して確認:自分の演奏を録音し、原曲と比較してズレを修正する習慣をつけましょう。
10. 正しい持ち方と姿勢
楽器の持ち方や姿勢が悪いと、音が出にくくなるだけでなく悪い癖がついてしまいます。無駄な力を抜いて、リラックスした状態で吹くことを意識しましょう。ポイント
•背筋を伸ばし、リラックスする。
•トランペットを下げすぎず、自然な位置で構える。
練習方法
1.鏡を見ながら姿勢をチェック。
2.無理に力を入れず、自然に構える。
注意点と、初心者がやりがちなミス
•左手の握り込み: トランペットを支える左手に力を入れすぎると、右手の指が自由に動かせなくなります。
•右手小指のフィンガーフック常時使用: 右手小指を常にフィンガーフックにかけると、指の動きが制限され、速いパッセージが演奏しづらくなります。
•猫背や反り腰: 悪い姿勢は呼吸や音質に悪影響を及ぼします。
対策
•左手のリラックス:左手は楽器を支える役割ですが、強く握りすぎず、リラックスした状態を保ちます。
• 右手小指の位置:速いフレーズや細かい運指の際は、小指をフィンガーフックから外して演奏することを検討します。
• 正しい姿勢の維持:背筋を伸ばし肩の力を抜いて、安定した姿勢を心がけます。
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