2025/04/20
日本音楽能力検定協会です。
今回はエレキギターの改造をお考えの方のために、音質、演奏性、見た目を向上させるための代表的なポイントをご紹介しながら、
・改造ポイント
・それぞれのメリットとデメリット
・おすすめメーカーと特徴
などを詳しく解説させていただきます。
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音のキャラクターを大きく変えられる改造。シングルコイル⇄ハムバッカーの交換や、アクティブ⇄パッシブの変更も可能。
メリット:
• 音のキャラクターを大きく変えられる
• ノイズ対策や出力アップが可能
• アクティブPUにすると、歪みが強くなりサスティンが伸びる
デメリット:
• 交換にははんだ付けが必要(ハンダ不要のタイプもある)
• PUの相性によってはバランスが悪くなる
• 配線を間違えると音が出なくなる
特徴:
• クラシックからモダンまで幅広いラインナップ。
• ヴィンテージ系、ハイゲイン系ともに高品質。
• 「SH-4 JB」「SH-2 Jazz」などの定番モデルが有名。
代表的なモデル:
• JB Model (SH-4):中高域が豊かで歪みに強い、ロック向け。
• 59 Model (SH-1):PAF系のヴィンテージサウンド。
• Dimebucker (SH-13):パンテラのダイムバッグ・ダレル仕様の超ハイゲインPU。
2.DiMarzio(ディマジオ)
特徴:
• パワフルでモダンなサウンドが得意。
• ハムバッカーのラインナップが豊富で、ハードロックやメタルに強い。
• スティーヴ・ヴァイやジョン・ペトルーシが愛用。
代表的なモデル:
• Super Distortion:ハイゲインでパンチのあるサウンド。
• Evolution:スティーヴ・ヴァイのために開発された、高出力でクリアなPU。
• Tone Zone:低音が強く、厚みのあるサウンド。
3.Fender(フェンダー)
特徴:
• シングルコイルの名門。ストラトやテレキャスター向けのPUが中心。
• ヴィンテージ系のサウンドが得意だが、モダンモデルも増えている。
• クリアでブライトなトーンが特徴。
代表的なモデル:
• Texas Special:SRV系の太くてパワフルなストラトサウンド。
• Custom Shop ’69:ジミ・ヘンドリックス風のヴィンテージトーン。
• Nocaster:50年代テレキャスターの太い中低域を再現。
4.Gibson(ギブソン)
特徴:
• PAF系ハムバッカーの元祖。
• レスポールやSGなどのギターに最適化されたPUが多い。
• 太くてウォームなトーンが特徴。
代表的なモデル:
• Burstbucker:ヴィンテージPAFを忠実に再現。
• 490R / 498T:モダンなギブソンサウンドで、ハイゲインに強い。
• P-90:シングルコイルだがハムバッカー並みの太いトーン。
5.EMG(イーエムジー)
特徴:
•アクティブピックアップの代表格。
•ノイズが少なく、ハイゲインでもクリアな音が特徴。
•メタルやハードロック向けのギタリストに人気。
代表的なモデル:
•EMG 81:メタル系の定番。高出力でシャープなサウンド。
•EMG 85:暖かみがあり、リード向け。
•EMG 60:クリーンも美しく、メタル系のクリーンサウンド用に好まれる。
6.Bare Knuckle Pickups(ベアナックル)
特徴:
•イギリスのハンドメイドPUメーカー。
•ヴィンテージ系から超ハイゲインまで幅広く展開。
•ナチュラルなダイナミクスと音の分離が良い。
代表的なモデル:
•Warpig:超高出力でメタル向け。
•The Mule:ヴィンテージPAF系の温かいサウンド。
•Aftermath:モダンメタル向け、タイトなローエンドが特徴。
7.Fishman(フィッシュマン)
特徴:
•フルレンジで透明感のあるサウンド。
•フィッシュマン・フルエンスシリーズはモダンなデジタル制御のアクティブPU。
•メタル系ギタリストに特に人気。
代表的なモデル:
• Fluence Modern:ノイズレスでクリアなハイゲインサウンド。
• Fluence Classic:ヴィンテージトーンとモダンサウンドの切り替えが可能。
• Devin Townsend Signature:プログレメタル向けの特別チューニング。
8.Lindy Fralin(リンディ・フレーリン)
特徴:
•ヴィンテージ志向のハンドワイヤードPUメーカー。
•クラシックなシングルコイルやP-90に定評あり。
•自然な音のレスポンスと温かみが特徴。
代表的なモデル:
•Blues Special:ブルースやクラシックロック向けのストラトPU。
•P-92:P-90の特性を持つハムバッカーサイズPU。
•Pure P.A.F.:ヴィンテージPAFサウンドを忠実に再現。
9.Lollar Pickups(ローラー)
特徴:
•ハンドメイドで高品質なヴィンテージPUを製作。
•P-90やPAFタイプに特に強い。
•ナチュラルで温かみのあるサウンドが特徴。
代表的なモデル:
•Imperial:PAF系ハムバッカー。
•P-90:ビンテージ系のウォームで太いトーン。
•Blackface:60年代ストラト系のブライトなサウンド。
抵抗値(250kΩ、500kΩなど)を変更すると高音域の出方が変わる。オーディオ用高品質ポットにするとノイズやガリが減る。
メリット:
• 音の明るさ・暗さを微調整できる
• 高品質なものにするとノイズが減る
• 可変抵抗の滑らかさが向上する
デメリット:
• 抵抗値(250kΩ、500kΩなど)を間違えると音のキャラが変わりすぎる
• 交換作業にはハンダ付けが必要
特徴
• 高品質で定評があり、ギブソンやフェンダーの純正にも採用されることが多い。
• 耐久性が高く、滑らかな操作感。
• 「Aカーブ(オーディオ/ログカーブ)」と「Bカーブ(リニアカーブ)」の両方が揃っている。
• 軸が太め(3/8インチ=約9.5mm)なので、フェンダー系に適している。
おすすめ用途
• フェンダー系ギターやハイエンドギターのカスタム。
• 滑らかな操作感がほしい人向け。
2.Bourns (ボーンズ)
特徴
•フェンダーやアイバニーズのギターで純正採用されることが多い。
•CTSよりも軽いトルク(回転がスムーズ)。
•耐久性が高く、音質の劣化が少ない。
•500kΩのモデルが豊富で、ハムバッカー搭載ギター向き。
おすすめ用途
• 速いボリューム操作(ヴァイオリン奏法など)をしたい人。
• ストラトやレスポールのアップグレードに。
3.Alpha (アルファ)
特徴
•コストパフォーマンスが高く、アジア製ギターに多く採用される。
•CTSやBournsと比べるとやや耐久性が劣るが、十分な品質。
•軽い回転トルクで操作しやすい。
おすすめ用途
•コスパ重視のカスタム。
•軽い操作感を求める人。
4.Dimarzio (ディマジオ)
特徴
•ハイエンドギター向けの高品質ポット。
•高速なヴォリューム奏法(スウェル奏法)向けにスムーズな動作を実現。
•250kΩ、500kΩの両方あり、特にハムバッカー向けが多い。
おすすめ用途
•ヴァイオリン奏法を多用する人。
•高級ギターのカスタム。
5.Fender純正ポット
特徴
•フェンダーのギターに最適化された設計。
•CTS製が多いが、フェンダー仕様に調整されている。
•トルクがやや軽めで、ストラトやテレキャスター向き。
おすすめ用途
•フェンダー系ギターの純正トーンを維持したい人。
トーン回路のコンデンサーを交換すると、トーンの効き具合や音の丸みが変わる。オイルコンデンサーやオレンジドロップが人気。
メリット:
•トーン回路の効き方を調整できる
•高品質なものは高音のヌケが良くなる
デメリット:
•劇的な音の変化はない(細かい音質調整向き)
•ハンダ付けが必要
おすすめメーカー:
•Sprague Orange Drop(オレンジドロップ) → 太く丸みのある音になる
•Vitamin Q(ビタミンQ) → ヴィンテージ系の甘い音になる
•Mallory → 高音域が柔らかくなる
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ナットを牛骨、TUSQ、ブラスなどに交換するとサステインや音質が変わる。開放弦の鳴りも向上する。
メリット:
•サステインが向上し、開放弦の鳴りが良くなる
•チューニングの安定性が向上
デメリット:
•交換には専門的な技術が必要
•素材によって音が大きく変わる
おすすめ素材とメーカー:
•TUSQ(Graph Tech) → プラスチックより高音のヌケが良い
•牛骨(Unbleached Bone) → ナチュラルで暖かい音
•ブラス(金属製) → サスティンが伸び、音が硬めになる
ロック式ペグに交換するとチューニングが安定し、弦交換が楽になる。ギア比が高いものにすると微調整しやすい。
メリット:
•チューニングが安定する
•ロック式にすると弦交換が楽
デメリット:
•ギターによっては穴のサイズ調整が必要
•高品質なペグは高価
おすすめメーカー:
•Gotoh(ゴトー) → 国産で高品質、ロック式も人気
•Sperzel(スペーゼル) → ロック式の定番、精度が高い
•Grover(グローバー) → ヴィンテージ系のギターに最適
トレモロブロックを大型のものにしたり、サドルを真鍮製にすると音の響きが変わる。フロイドローズに換装するのもアリ。
メリット:
•サステインが伸び、音の響きが良くなる
•素材によって音質を変えられる
デメリット:
•取り付けに加工が必要な場合がある
•フロイドローズ化は大掛かりな改造になる
おすすめメーカー:
•Gotoh → 高品質なトレモロユニットが人気
•Wilkinson → コスパの良いヴィンテージ系ブリッジ
•Floyd Rose → 本格的なロック式トレモロならコレ
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ビンテージワイヤーや銀入りハンダを使うと、音の抜けが良くなることがある。ノイズ対策にもなる。
メリット:
•ノイズが減り、音の抜けが良くなる
デメリット:
•劇的な音の変化は少ない
•交換作業にははんだ付けが必要
おすすめメーカー:
•Belden(ベルデン) → 高品質なギター配線用ケーブル
•Mogami(モガミ) → クリアな音質で人気
•WBT(銀ハンダ) → 音の解像度が上がる
ピックガード裏やキャビティ内に導電塗料や銅箔を貼ることで、ハムノイズを低減できる。
メリット:
•ハムノイズを低減できる
デメリット:
•大きな音質変化はない
おすすめアイテム:
•導電塗料(Shielding Paint) → キャビティ内のノイズ対策
•銅箔テープ → ピックガード裏のシールド処理
ロックピン(Schaller、Dunlopなど)にするとライブ中の落下を防げる。
メリット:
•ライブ中にギターを落とすリスクを減らせる
デメリット:
•ピンの取り付け位置を間違えると安定しない
おすすめメーカー:
•Schaller(シャーラー) → しっかりロックされ、信頼性が高い
•Dunlop(ダンロップ) → 取り付けが簡単で強度が高い
スキャロップ加工(ネック指板を削る)でチョーキングやビブラートがしやすくなる。ボディの軽量化やコンター加工で演奏性向上も可能。
メリット:
• スキャロップ加工でチョーキングやビブラートがしやすくなる
• ボディのコンター加工で演奏性が向上
デメリット:
•加工を失敗すると元に戻せない
•スキャロップ加工は慣れないと弾きにくくなる
おすすめショップ(加工依頼するなら)
•Plek(プレック) → CNC機械で正確な加工ができる
•ESPカスタムショップ → プロ仕様の改造が可能
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今回はエレキギターの改造をお考えの方のために、音質、演奏性、見た目を向上させるための代表的なポイントをご紹介しながら、
・改造ポイント
・それぞれのメリットとデメリット
・おすすめメーカーと特徴
などを詳しく解説させていただきます。
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1.ピックアップ交換
改造の目的:音のキャラクターを大きく変えられる改造。シングルコイル⇄ハムバッカーの交換や、アクティブ⇄パッシブの変更も可能。
メリット:
• 音のキャラクターを大きく変えられる
• ノイズ対策や出力アップが可能
• アクティブPUにすると、歪みが強くなりサスティンが伸びる
デメリット:
• 交換にははんだ付けが必要(ハンダ不要のタイプもある)
• PUの相性によってはバランスが悪くなる
• 配線を間違えると音が出なくなる
おすすめメーカー
1.Seymour Duncan(セイモア・ダンカン)特徴:
• クラシックからモダンまで幅広いラインナップ。
• ヴィンテージ系、ハイゲイン系ともに高品質。
• 「SH-4 JB」「SH-2 Jazz」などの定番モデルが有名。
代表的なモデル:
• JB Model (SH-4):中高域が豊かで歪みに強い、ロック向け。
• 59 Model (SH-1):PAF系のヴィンテージサウンド。
• Dimebucker (SH-13):パンテラのダイムバッグ・ダレル仕様の超ハイゲインPU。
2.DiMarzio(ディマジオ)
特徴:
• パワフルでモダンなサウンドが得意。
• ハムバッカーのラインナップが豊富で、ハードロックやメタルに強い。
• スティーヴ・ヴァイやジョン・ペトルーシが愛用。
代表的なモデル:
• Super Distortion:ハイゲインでパンチのあるサウンド。
• Evolution:スティーヴ・ヴァイのために開発された、高出力でクリアなPU。
• Tone Zone:低音が強く、厚みのあるサウンド。
3.Fender(フェンダー)
特徴:
• シングルコイルの名門。ストラトやテレキャスター向けのPUが中心。
• ヴィンテージ系のサウンドが得意だが、モダンモデルも増えている。
• クリアでブライトなトーンが特徴。
代表的なモデル:
• Texas Special:SRV系の太くてパワフルなストラトサウンド。
• Custom Shop ’69:ジミ・ヘンドリックス風のヴィンテージトーン。
• Nocaster:50年代テレキャスターの太い中低域を再現。
4.Gibson(ギブソン)
特徴:
• PAF系ハムバッカーの元祖。
• レスポールやSGなどのギターに最適化されたPUが多い。
• 太くてウォームなトーンが特徴。
代表的なモデル:
• Burstbucker:ヴィンテージPAFを忠実に再現。
• 490R / 498T:モダンなギブソンサウンドで、ハイゲインに強い。
• P-90:シングルコイルだがハムバッカー並みの太いトーン。
5.EMG(イーエムジー)
特徴:
•アクティブピックアップの代表格。
•ノイズが少なく、ハイゲインでもクリアな音が特徴。
•メタルやハードロック向けのギタリストに人気。
代表的なモデル:
•EMG 81:メタル系の定番。高出力でシャープなサウンド。
•EMG 85:暖かみがあり、リード向け。
•EMG 60:クリーンも美しく、メタル系のクリーンサウンド用に好まれる。
6.Bare Knuckle Pickups(ベアナックル)
特徴:
•イギリスのハンドメイドPUメーカー。
•ヴィンテージ系から超ハイゲインまで幅広く展開。
•ナチュラルなダイナミクスと音の分離が良い。
代表的なモデル:
•Warpig:超高出力でメタル向け。
•The Mule:ヴィンテージPAF系の温かいサウンド。
•Aftermath:モダンメタル向け、タイトなローエンドが特徴。
7.Fishman(フィッシュマン)
特徴:
•フルレンジで透明感のあるサウンド。
•フィッシュマン・フルエンスシリーズはモダンなデジタル制御のアクティブPU。
•メタル系ギタリストに特に人気。
代表的なモデル:
• Fluence Modern:ノイズレスでクリアなハイゲインサウンド。
• Fluence Classic:ヴィンテージトーンとモダンサウンドの切り替えが可能。
• Devin Townsend Signature:プログレメタル向けの特別チューニング。
8.Lindy Fralin(リンディ・フレーリン)
特徴:
•ヴィンテージ志向のハンドワイヤードPUメーカー。
•クラシックなシングルコイルやP-90に定評あり。
•自然な音のレスポンスと温かみが特徴。
代表的なモデル:
•Blues Special:ブルースやクラシックロック向けのストラトPU。
•P-92:P-90の特性を持つハムバッカーサイズPU。
•Pure P.A.F.:ヴィンテージPAFサウンドを忠実に再現。
9.Lollar Pickups(ローラー)
特徴:
•ハンドメイドで高品質なヴィンテージPUを製作。
•P-90やPAFタイプに特に強い。
•ナチュラルで温かみのあるサウンドが特徴。
代表的なモデル:
•Imperial:PAF系ハムバッカー。
•P-90:ビンテージ系のウォームで太いトーン。
•Blackface:60年代ストラト系のブライトなサウンド。
2.ポット(ボリューム・トーン)交換
改造の目的:抵抗値(250kΩ、500kΩなど)を変更すると高音域の出方が変わる。オーディオ用高品質ポットにするとノイズやガリが減る。
メリット:
• 音の明るさ・暗さを微調整できる
• 高品質なものにするとノイズが減る
• 可変抵抗の滑らかさが向上する
デメリット:
• 抵抗値(250kΩ、500kΩなど)を間違えると音のキャラが変わりすぎる
• 交換作業にはハンダ付けが必要
おすすめメーカー
1.CTS (Centralab)特徴
• 高品質で定評があり、ギブソンやフェンダーの純正にも採用されることが多い。
• 耐久性が高く、滑らかな操作感。
• 「Aカーブ(オーディオ/ログカーブ)」と「Bカーブ(リニアカーブ)」の両方が揃っている。
• 軸が太め(3/8インチ=約9.5mm)なので、フェンダー系に適している。
おすすめ用途
• フェンダー系ギターやハイエンドギターのカスタム。
• 滑らかな操作感がほしい人向け。
2.Bourns (ボーンズ)
特徴
•フェンダーやアイバニーズのギターで純正採用されることが多い。
•CTSよりも軽いトルク(回転がスムーズ)。
•耐久性が高く、音質の劣化が少ない。
•500kΩのモデルが豊富で、ハムバッカー搭載ギター向き。
おすすめ用途
• 速いボリューム操作(ヴァイオリン奏法など)をしたい人。
• ストラトやレスポールのアップグレードに。
3.Alpha (アルファ)
特徴
•コストパフォーマンスが高く、アジア製ギターに多く採用される。
•CTSやBournsと比べるとやや耐久性が劣るが、十分な品質。
•軽い回転トルクで操作しやすい。
おすすめ用途
•コスパ重視のカスタム。
•軽い操作感を求める人。
4.Dimarzio (ディマジオ)
特徴
•ハイエンドギター向けの高品質ポット。
•高速なヴォリューム奏法(スウェル奏法)向けにスムーズな動作を実現。
•250kΩ、500kΩの両方あり、特にハムバッカー向けが多い。
おすすめ用途
•ヴァイオリン奏法を多用する人。
•高級ギターのカスタム。
5.Fender純正ポット
特徴
•フェンダーのギターに最適化された設計。
•CTS製が多いが、フェンダー仕様に調整されている。
•トルクがやや軽めで、ストラトやテレキャスター向き。
おすすめ用途
•フェンダー系ギターの純正トーンを維持したい人。
3.コンデンサー交換
改造の目的:トーン回路のコンデンサーを交換すると、トーンの効き具合や音の丸みが変わる。オイルコンデンサーやオレンジドロップが人気。
メリット:
•トーン回路の効き方を調整できる
•高品質なものは高音のヌケが良くなる
デメリット:
•劇的な音の変化はない(細かい音質調整向き)
•ハンダ付けが必要
おすすめメーカー:
•Sprague Orange Drop(オレンジドロップ) → 太く丸みのある音になる
•Vitamin Q(ビタミンQ) → ヴィンテージ系の甘い音になる
•Mallory → 高音域が柔らかくなる
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4.ナット交換
改造の目的:ナットを牛骨、TUSQ、ブラスなどに交換するとサステインや音質が変わる。開放弦の鳴りも向上する。
メリット:
•サステインが向上し、開放弦の鳴りが良くなる
•チューニングの安定性が向上
デメリット:
•交換には専門的な技術が必要
•素材によって音が大きく変わる
おすすめ素材とメーカー:
•TUSQ(Graph Tech) → プラスチックより高音のヌケが良い
•牛骨(Unbleached Bone) → ナチュラルで暖かい音
•ブラス(金属製) → サスティンが伸び、音が硬めになる
5.ペグ交換
改造の目的:ロック式ペグに交換するとチューニングが安定し、弦交換が楽になる。ギア比が高いものにすると微調整しやすい。
メリット:
•チューニングが安定する
•ロック式にすると弦交換が楽
デメリット:
•ギターによっては穴のサイズ調整が必要
•高品質なペグは高価
おすすめメーカー:
•Gotoh(ゴトー) → 国産で高品質、ロック式も人気
•Sperzel(スペーゼル) → ロック式の定番、精度が高い
•Grover(グローバー) → ヴィンテージ系のギターに最適
6.ブリッジ・サドル交換
改造の目的:トレモロブロックを大型のものにしたり、サドルを真鍮製にすると音の響きが変わる。フロイドローズに換装するのもアリ。
メリット:
•サステインが伸び、音の響きが良くなる
•素材によって音質を変えられる
デメリット:
•取り付けに加工が必要な場合がある
•フロイドローズ化は大掛かりな改造になる
おすすめメーカー:
•Gotoh → 高品質なトレモロユニットが人気
•Wilkinson → コスパの良いヴィンテージ系ブリッジ
•Floyd Rose → 本格的なロック式トレモロならコレ
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7.配線材・ハンダ交換
改造の目的:ビンテージワイヤーや銀入りハンダを使うと、音の抜けが良くなることがある。ノイズ対策にもなる。
メリット:
•ノイズが減り、音の抜けが良くなる
デメリット:
•劇的な音の変化は少ない
•交換作業にははんだ付けが必要
おすすめメーカー:
•Belden(ベルデン) → 高品質なギター配線用ケーブル
•Mogami(モガミ) → クリアな音質で人気
•WBT(銀ハンダ) → 音の解像度が上がる
8.シールド・ノイズ処理
改造の目的:ピックガード裏やキャビティ内に導電塗料や銅箔を貼ることで、ハムノイズを低減できる。
メリット:
•ハムノイズを低減できる
デメリット:
•大きな音質変化はない
おすすめアイテム:
•導電塗料(Shielding Paint) → キャビティ内のノイズ対策
•銅箔テープ → ピックガード裏のシールド処理
9.ストラップピンの変更
改造の目的:ロックピン(Schaller、Dunlopなど)にするとライブ中の落下を防げる。
メリット:
•ライブ中にギターを落とすリスクを減らせる
デメリット:
•ピンの取り付け位置を間違えると安定しない
おすすめメーカー:
•Schaller(シャーラー) → しっかりロックされ、信頼性が高い
•Dunlop(ダンロップ) → 取り付けが簡単で強度が高い
10.ボディ・ネック加工
改造の目的:スキャロップ加工(ネック指板を削る)でチョーキングやビブラートがしやすくなる。ボディの軽量化やコンター加工で演奏性向上も可能。
メリット:
• スキャロップ加工でチョーキングやビブラートがしやすくなる
• ボディのコンター加工で演奏性が向上
デメリット:
•加工を失敗すると元に戻せない
•スキャロップ加工は慣れないと弾きにくくなる
おすすめショップ(加工依頼するなら)
•Plek(プレック) → CNC機械で正確な加工ができる
•ESPカスタムショップ → プロ仕様の改造が可能
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