2025/03/15
日本音楽能力検定協会です。
今回は今からギターを始める方が初めてギターを購入する際の注意点をご紹介させていただきます。
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ギターには初心者向けの安価なものから、数十万円のものまで様々あります。
例えば3万円以内で買いたいと思い楽器屋に足を運んだとしても、店員さんはより高価なギターを勧めてくる場合がほとんどです。
なぜなら店員さんはより高価なギターを売って店の売り上げを向上させることが仕事だからです。
かと言って嘘をついて高い物を買わせようとしてくるわけではなく、「あなたが選んだ3万円のギターよりも、こちらの5万円のギターの方がこういう点で優れています。もう少し予算を上げても良いようでしたらこちらの方がお勧めです」という風に別のギターを勧めてくる場合がほとんどです。
その情報は確かに正しいのですが、これを全て真に受けていてはあなたのご予算を越えてしまいますので、「店員さんに何を言われても必ず〇万円以内でおさめる」と決めてから楽器屋に行くことが大事です。

エレキギターとは弦の振動を電気信号で増幅し、アンプを通して大音量にできるギターです。ポップスやロックの人気バンドのギタリストが使用しているギターと言えばイメージが湧くかと思います。

アコースティックギターはそのまま生の音を楽しむギターで、弾き語りやソロギターなどで多用されています。
エレキギターを買うかアコースティックギターを買うかは、あなたがどんな曲を演奏したいかによります。
あなたが好きなアーティストはどちらを使用しているのか、あなたが演奏したい曲を弾くにはどちらが適しているのか、事前に調べておきましょう。
但し、アコースティックギターを購入する場合にはもう一つ注意点があります。
それは「エレアコ」にするかどうか、という点です。
エレアコとは、基本的にはアコースティックギターなのですが、エレキギターのように弦の振動を電気信号に変えるピックアップという装置が付いていて、エレキギターと同じようにアンプに接続し、音を増幅することが出来るアコースティックギターのことです。
ご自宅での練習用にしか使用しない場合は通常のアコースティックギターで十分ですが、ライブなどで使用する場合、バンドの中で使用する場合にはエレアコにしておく方が後々便利だと思います。
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色に関しては好みのもので結構ですが、形はギターの演奏スタイルに大きな影響を及ぼします。
まずは初心者の方のために、ギターの種類を大まかにご説明いたします。

最も一般的な形のギターです。
使用している有名ギタリストも挙げきれないほど多く、音の質も中音域で最もベーシックなギターと言えます。

テレキャスターは高音域のチャキチャキとした音が魅力的なギターです。
日本では布袋寅泰さんが使用していることで有名ですが、ブリッジ部分のレトロなデザインが可愛らしくガールズバンドのギタリストなども好んで使用するため、初心者女性にも非常に人気があります。

低音域のズンズンとしたサウンドで有名なレスポールタイプです。
日本ではB’zの松本孝弘さんが使用していることで有名で、多くのハードロックバンド、メタルバンドのギタリストなどが愛用しています。
ひょうたんのような形とギター自体が重いことが主な特徴です。

SGとはソリッドギター(Solid Guitar)の略で、レスポールの弱点である「重さ」と「ハイフレットの弾きにくさ」を克服したモデルです。
クワガタのような形は好みが分かれるものの、プリンセスプリンセスの中山加奈子さんを始め、今も昔もファンが多いギターです。

細かく説明すると違いがあるのですが、今回は初心者の方のために大まかにご説明しているため、この3種類をまとめてご紹介させていただきます。
「オフセットウェスト」と言われる、立っても座っても弾きやすいバランスの左右非対称のボディ形状が特徴です。
プリセット回路を始め、他のギターよりも切り替えスイッチが多く、メカのようでカッコよく男性ファンが絶えないギターです。
他にもいろいろな種類のギターがありますので、ぜひ事前によく調べて、あなたの理想とする1本を見つけてみてください。

このタイプのギターはフルアコと呼び、中が空洞になっているためアコースティックギターとエレキギターの中間的な存在です。
日本ではギターボーカルを担当するアーティストが好んで使用していますが、初心者向けの安価なモデルがなく、安い物でも10万円以上、通常では30~40万円程度と考えた方がよいでしょう。
この他にもバッカス、ESP、フジゲン、HISTORY、アイバニーズ、SAGO、SAITO GUITARSなど、国内外を問わず多くのギターメーカーが存在します。

近年では楽器をネットショップで購入する方も多いようですが、やはり楽器を買う際には楽器屋に足を運び、試し弾きをしてみることをお勧めします。
店員さんに「このギターを試奏させてください」と一言言えば、チューニングを合わせてアンプに接続するなどの準備をしてくれます。
見た目は好みでも実際にギターを持ってみると握った感触が予想と違っていたり、音が思ったよりも好みでなかったりと、試してみないと分からないことが色々と見えてきます。
鏡の前に立ってそのギターを持っている自分の姿を確認しても良いかも知れません。
まだご自身でギターをあまり弾けない場合には、店員さんにお願いすると上手に弾いて見せてくれますので、欲しいギターの本来のサウンドや性質を確かめるためにも是非お願いしてみましょう。
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通常のギターを購入するとこのソフトケースがセットで付いてきます。
材質は薄く頼りないですが、手に持つことも背負うこともでき、何より軽いので持ち運びには便利です。

材質はソフトケースに近いものの、ギターを保護できるしっかりとした作りです。
ハードケースほどかさばらないため持ち運びにも便利で、近年では最も人気のあるケースです。
しかし購入したギターに元々付属品として付いてくることはほぼないので、別途購入する必要があります。

最後にご紹介するのはハードケースです。
数十万円クラスのギターを購入すると付属品として無料でついてくる場合が多いこのケースは、ギターを最も安全に保護します。
重くかさばる上に、背負うことが出来ないので手で持ち運ぶしかないのが難点ですが、やはり大切なギターを安全に持ち運ぶためには最適と言えます。

まず最優先で間違いなく購入しなければいけないのがチューナーです。
ピアノでいうところの調律をするための機械で、画像はクリップチューナーと呼ばれ、ギターのヘッド部分にクリップを挟んで使用しますが、ギターと接続して使用するタイプもあります。
上級者になるとチューナーなしでも調律をできるようになりますが、初心者のうちは絶対に必要になりますので、間違いなく購入しましょう。

ギターの弦を弾くためのもので、ギターを指で弾くスタイルの方には必要ないように感じるかも知れませんが、絶対にピックを使用しないギタリストはほぼ存在しないため、こちらも最初に数枚購入しておくことをお勧めします。
形状は大きく分けて2種類で、ティアドロップ型(涙型)と三角形のおにぎり型に分かれます。
例外はいくらでもあるものの、基本的にはエレキギターでギターソロや細かいフレーズを弾きたい場合にはティアドロップ型、アコースティックギターでコードストロークや弾き語りを多く行う場合は三角形のおにぎり型が良いかも知れません。
材質や硬さ・厚さなど様々ですが、練習を積み重ねるうちにご自身に合うものが見つかってきますので、まずは何種類か試してみると良いでしょう。

エレキギターの音を増幅するためのスピーカーです。かなり大きな音が出せるのでご自宅で練習する際には小さいボリュームでしか使用できませんが、エレキギターとはアンプを通して演奏するための楽器ですので、こちらも必ず入手しておきましょう。
ヘッドフォンも繋ぐことが出来るため、深夜などに練習する際は近所迷惑にならないようヘッドフォンを装着しましょう。
※アコースティックギターを購入する方には基本的にはアンプは必要ありません。

ギターとアンプを接続する配線です。アンプと違いシールドはリハーサルスタジオや本番のライブハウスなどにも持ち込むため、3メートルから5メートルのものを用意しておくと良いでしょう。
アコースティックギターの場合はご自宅にアンプを用意する必要はありませんが、エレアコの場合はシールドを用意しておき、本番やリハーサルに備えておきましょう。
シールドにも様々なメーカーや特色があり、価格によって品質も大きく異なります。
とりあえずアンプから音が出れば良いのであれば数百円から購入できるものもありますが、数千円~1万円近くするものですと音質がかなり良くなり、特に高価なギターを使用している方にとってはシールドの品質は重要です。

ギターを立って演奏する際に肩にかけるためのストラップです。立って演奏する予定のない方でも、ストラップをかけた方が座って弾く時も安定する方もいらっしゃるようですので、念のため購入しておくと良いかも知れません。

ギターのネックに挟むことで、演奏する音を上げることが出来る器具です。
例えばCコードは押さえられるがC#はまだ押さえられない方は、1フレットにカポタストを装着すると、Cの形を押さえるだけでC#の音が出せます。
また、同じコードフォームのままでキーを上げて移調したい場合などに使用されます。画像のように片手で握ることで装着できるタイプも主流ですが、ネジを回して着脱するタイプ、最近では演奏中に手で動かすだけでフレットを移動できるタイプも人気です。

練習中または演奏中に誤って弦が切れてしまったり、経年劣化による弦のサビなどが原因で交換するタイミングは多くやってきますので、交換用の弦は必ず準備しておきましょう。
ギター弦にもさまざまなメーカーがあり材質や太さ、サウンドにも大きく影響します。

ギターのボディーを拭き取る布です。ボディーや塗装を傷つけないため柔らかい素材で作られています。
演奏後や練習後は指紋や手汗などでギターが汚れているので、必ず綺麗に拭きとって保管しましょう。

ギターをケースに入れて持ち運ぶ際にネックと弦の間に挟み、ケース外からの圧迫によるフレットへの負担から守るためのものです。
特に満員電車などに乗ってギターを持ち運ぶ際にはギターの圧迫の可能性が高いため、必ずフレットガードを使用するようにしましょう。
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今回は今からギターを始める方が初めてギターを購入する際の注意点をご紹介させていただきます。
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1.予算を決める
まずはギターを購入するご予算をある程度決めておくことをお勧め致します。ギターには初心者向けの安価なものから、数十万円のものまで様々あります。
例えば3万円以内で買いたいと思い楽器屋に足を運んだとしても、店員さんはより高価なギターを勧めてくる場合がほとんどです。
なぜなら店員さんはより高価なギターを売って店の売り上げを向上させることが仕事だからです。
かと言って嘘をついて高い物を買わせようとしてくるわけではなく、「あなたが選んだ3万円のギターよりも、こちらの5万円のギターの方がこういう点で優れています。もう少し予算を上げても良いようでしたらこちらの方がお勧めです」という風に別のギターを勧めてくる場合がほとんどです。
その情報は確かに正しいのですが、これを全て真に受けていてはあなたのご予算を越えてしまいますので、「店員さんに何を言われても必ず〇万円以内でおさめる」と決めてから楽器屋に行くことが大事です。
2.エレキギターorアコースティックギター
次に、エレキギターを買うのかアコースティックギターを買うのかを明確にしておきましょう。
エレキギターとは弦の振動を電気信号で増幅し、アンプを通して大音量にできるギターです。ポップスやロックの人気バンドのギタリストが使用しているギターと言えばイメージが湧くかと思います。

アコースティックギターはそのまま生の音を楽しむギターで、弾き語りやソロギターなどで多用されています。
エレキギターを買うかアコースティックギターを買うかは、あなたがどんな曲を演奏したいかによります。
あなたが好きなアーティストはどちらを使用しているのか、あなたが演奏したい曲を弾くにはどちらが適しているのか、事前に調べておきましょう。
但し、アコースティックギターを購入する場合にはもう一つ注意点があります。
それは「エレアコ」にするかどうか、という点です。
エレアコとは、基本的にはアコースティックギターなのですが、エレキギターのように弦の振動を電気信号に変えるピックアップという装置が付いていて、エレキギターと同じようにアンプに接続し、音を増幅することが出来るアコースティックギターのことです。
ご自宅での練習用にしか使用しない場合は通常のアコースティックギターで十分ですが、ライブなどで使用する場合、バンドの中で使用する場合にはエレアコにしておく方が後々便利だと思います。
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3.ギターの形や色を決める
エレキかアコギかが決まったら、次は形や色を選びます。色に関しては好みのもので結構ですが、形はギターの演奏スタイルに大きな影響を及ぼします。
まずは初心者の方のために、ギターの種類を大まかにご説明いたします。
ストラトキャスター

最も一般的な形のギターです。
使用している有名ギタリストも挙げきれないほど多く、音の質も中音域で最もベーシックなギターと言えます。
テレキャスター

テレキャスターは高音域のチャキチャキとした音が魅力的なギターです。
日本では布袋寅泰さんが使用していることで有名ですが、ブリッジ部分のレトロなデザインが可愛らしくガールズバンドのギタリストなども好んで使用するため、初心者女性にも非常に人気があります。
レスポール

低音域のズンズンとしたサウンドで有名なレスポールタイプです。
日本ではB’zの松本孝弘さんが使用していることで有名で、多くのハードロックバンド、メタルバンドのギタリストなどが愛用しています。
ひょうたんのような形とギター自体が重いことが主な特徴です。
SG

SGとはソリッドギター(Solid Guitar)の略で、レスポールの弱点である「重さ」と「ハイフレットの弾きにくさ」を克服したモデルです。
クワガタのような形は好みが分かれるものの、プリンセスプリンセスの中山加奈子さんを始め、今も昔もファンが多いギターです。
ジャガー、ムスタング、ジャズマスター

細かく説明すると違いがあるのですが、今回は初心者の方のために大まかにご説明しているため、この3種類をまとめてご紹介させていただきます。
「オフセットウェスト」と言われる、立っても座っても弾きやすいバランスの左右非対称のボディ形状が特徴です。
プリセット回路を始め、他のギターよりも切り替えスイッチが多く、メカのようでカッコよく男性ファンが絶えないギターです。
他にもいろいろな種類のギターがありますので、ぜひ事前によく調べて、あなたの理想とする1本を見つけてみてください。
4.メーカーを選ぶ
今からギターを始める方にとってメーカーは特に重要ではないかも知れませんが、こだわりのある方もいらっしゃるかも知れないので、代表的なものだけご紹介しておきます。フェンダー(Fender)
前項でご紹介させていただいたストラトキャスターやテレキャスターを始め、ギターメーカーの代表と言える存在です。数年前には渋谷にもFenderショップがオープンしたことで知られています。ギブソン(Gibson)
前項でご紹介したレスポールを創ったギターメーカーで、こちらも日本のみならず世界中でギターの代表的メーカーとして知られています。グレッチ(Gretsch)

このタイプのギターはフルアコと呼び、中が空洞になっているためアコースティックギターとエレキギターの中間的な存在です。
日本ではギターボーカルを担当するアーティストが好んで使用していますが、初心者向けの安価なモデルがなく、安い物でも10万円以上、通常では30~40万円程度と考えた方がよいでしょう。
この他にもバッカス、ESP、フジゲン、HISTORY、アイバニーズ、SAGO、SAITO GUITARSなど、国内外を問わず多くのギターメーカーが存在します。
5.試奏してみる

近年では楽器をネットショップで購入する方も多いようですが、やはり楽器を買う際には楽器屋に足を運び、試し弾きをしてみることをお勧めします。
店員さんに「このギターを試奏させてください」と一言言えば、チューニングを合わせてアンプに接続するなどの準備をしてくれます。
見た目は好みでも実際にギターを持ってみると握った感触が予想と違っていたり、音が思ったよりも好みでなかったりと、試してみないと分からないことが色々と見えてきます。
鏡の前に立ってそのギターを持っている自分の姿を確認しても良いかも知れません。
まだご自身でギターをあまり弾けない場合には、店員さんにお願いすると上手に弾いて見せてくれますので、欲しいギターの本来のサウンドや性質を確かめるためにも是非お願いしてみましょう。
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6.ギターケースを選ぶ
ギターケースには大きく分けて3つの種類がありますので、ご説明させていただきます。ソフトケース

通常のギターを購入するとこのソフトケースがセットで付いてきます。
材質は薄く頼りないですが、手に持つことも背負うこともでき、何より軽いので持ち運びには便利です。
セミ・ハードケース

材質はソフトケースに近いものの、ギターを保護できるしっかりとした作りです。
ハードケースほどかさばらないため持ち運びにも便利で、近年では最も人気のあるケースです。
しかし購入したギターに元々付属品として付いてくることはほぼないので、別途購入する必要があります。
ハードケース

最後にご紹介するのはハードケースです。
数十万円クラスのギターを購入すると付属品として無料でついてくる場合が多いこのケースは、ギターを最も安全に保護します。
重くかさばる上に、背負うことが出来ないので手で持ち運ぶしかないのが難点ですが、やはり大切なギターを安全に持ち運ぶためには最適と言えます。
7.付属品を購入する
購入するギターが決まったら最後にギター周りのアイテムを購入します。チューナー

まず最優先で間違いなく購入しなければいけないのがチューナーです。
ピアノでいうところの調律をするための機械で、画像はクリップチューナーと呼ばれ、ギターのヘッド部分にクリップを挟んで使用しますが、ギターと接続して使用するタイプもあります。
上級者になるとチューナーなしでも調律をできるようになりますが、初心者のうちは絶対に必要になりますので、間違いなく購入しましょう。
ピック

ギターの弦を弾くためのもので、ギターを指で弾くスタイルの方には必要ないように感じるかも知れませんが、絶対にピックを使用しないギタリストはほぼ存在しないため、こちらも最初に数枚購入しておくことをお勧めします。
形状は大きく分けて2種類で、ティアドロップ型(涙型)と三角形のおにぎり型に分かれます。
例外はいくらでもあるものの、基本的にはエレキギターでギターソロや細かいフレーズを弾きたい場合にはティアドロップ型、アコースティックギターでコードストロークや弾き語りを多く行う場合は三角形のおにぎり型が良いかも知れません。
材質や硬さ・厚さなど様々ですが、練習を積み重ねるうちにご自身に合うものが見つかってきますので、まずは何種類か試してみると良いでしょう。
アンプ

エレキギターの音を増幅するためのスピーカーです。かなり大きな音が出せるのでご自宅で練習する際には小さいボリュームでしか使用できませんが、エレキギターとはアンプを通して演奏するための楽器ですので、こちらも必ず入手しておきましょう。
ヘッドフォンも繋ぐことが出来るため、深夜などに練習する際は近所迷惑にならないようヘッドフォンを装着しましょう。
※アコースティックギターを購入する方には基本的にはアンプは必要ありません。
シールド

ギターとアンプを接続する配線です。アンプと違いシールドはリハーサルスタジオや本番のライブハウスなどにも持ち込むため、3メートルから5メートルのものを用意しておくと良いでしょう。
アコースティックギターの場合はご自宅にアンプを用意する必要はありませんが、エレアコの場合はシールドを用意しておき、本番やリハーサルに備えておきましょう。
シールドにも様々なメーカーや特色があり、価格によって品質も大きく異なります。
とりあえずアンプから音が出れば良いのであれば数百円から購入できるものもありますが、数千円~1万円近くするものですと音質がかなり良くなり、特に高価なギターを使用している方にとってはシールドの品質は重要です。
ストラップ

ギターを立って演奏する際に肩にかけるためのストラップです。立って演奏する予定のない方でも、ストラップをかけた方が座って弾く時も安定する方もいらっしゃるようですので、念のため購入しておくと良いかも知れません。
カポタスト(カポ)

ギターのネックに挟むことで、演奏する音を上げることが出来る器具です。
例えばCコードは押さえられるがC#はまだ押さえられない方は、1フレットにカポタストを装着すると、Cの形を押さえるだけでC#の音が出せます。
また、同じコードフォームのままでキーを上げて移調したい場合などに使用されます。画像のように片手で握ることで装着できるタイプも主流ですが、ネジを回して着脱するタイプ、最近では演奏中に手で動かすだけでフレットを移動できるタイプも人気です。
交換用の弦(予備)

練習中または演奏中に誤って弦が切れてしまったり、経年劣化による弦のサビなどが原因で交換するタイミングは多くやってきますので、交換用の弦は必ず準備しておきましょう。
ギター弦にもさまざまなメーカーがあり材質や太さ、サウンドにも大きく影響します。
クロス

ギターのボディーを拭き取る布です。ボディーや塗装を傷つけないため柔らかい素材で作られています。
演奏後や練習後は指紋や手汗などでギターが汚れているので、必ず綺麗に拭きとって保管しましょう。
フレットガード

ギターをケースに入れて持ち運ぶ際にネックと弦の間に挟み、ケース外からの圧迫によるフレットへの負担から守るためのものです。
特に満員電車などに乗ってギターを持ち運ぶ際にはギターの圧迫の可能性が高いため、必ずフレットガードを使用するようにしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?今回はギターを初めて購入する方のために基本的な知識をお伝え致しました。ギター選びは今後の音楽人生に大きな影響を与えますので、あなたにとって最高の1本を見つけてみてください。ギター検定受検はこちらから